職業人として「社会性」を育てる

11月のテーマは『職業人として「社会性」を育てる』でした。

前回10月のテーマだった『相互理解とコミュニケーション』では、相手の背景を想像するというワークに取り組んでいただき、1か月間の課題として、会った人の背景を深読みして記録してもらうことに取り組んできました。これは、職業人として基本となる「気配り」のトレーニングです。相手の言葉や態度だけではなく、その背景にある感情を理解することで、コミュニケーションの質は一気に高まります。


今回のテーマである「社会性」とは、「コミュニケーションを通して、チームでより高い成果を生み出す力」と言い換えることができます。


職場で、立場の違う人同士が、協力すればもっと高い成果を生み出せるのに、なかなか協力に至らない、場合によっては批判し合うようなケース、あなたの身近にもありませんか?


わかりやすい例で言えば、営業部と製造部、そして事務部門が、互いに自分の立場を主張しあった場合の、顧客へのアウトプットはどうでしょうか?

お互いの立場を越えて、全員が顧客のために力を発揮した場合のアウトプットはどうでしょうか?


職場にいる全員は、自分の仕事に対してプロとしての意識や意欲、そしてスキルを持っているのに、それが100%のアウトプットとして出てきていないとしたら、どうやって100%の力を発揮する職場にしたらいいでしょうか?


誰かがきっかけとなって前進するしかありませんが、

それは社長でしょうか?

部長でしょうか?


「仕事力向上セミナー」は、職業人としての自覚を育てる塾です。そうした場面で、自ら力を発揮できる人材となることは、職業人としての大切な自覚だと考えています。信頼されることや、成果を出し続けること、そのベースになっているのが、そうした職業人としての「あり方」だと思います。

今回も、自分の状況や考えを他の受講生とシェアする時間や、自分自身の考えを深める時間を多くとりました。

この「考える時間」こそ、成長の原動力となる時間になると考えているからです。


さて、次回12月17日の講座は、「2015年に向けての目標設定」です。今回から次回講座までの1か月間の課題は、4月以降これまで取り組んできた課題の中で、自分自身がやり残したことや、まだ不足していることを、自分で選んでいただき、自分に課すというものです。

課題も自分で決める、という段階です。

自己成長のプロセスを、残り4か月で築き上げることができるよう、さらにさらに力を入れてフォローアップしていきたいと思います。